逃げるという選択肢を忘れている「いいこ」たち
「いいこ」ほど逃げません。
なぜなら、小さな頃から親や周囲の大人に「逃げるな!諦めるな!我慢しろ!」と言われて育ってきているから。
そして、それに従ってきたからです。
そんなあなたに「逃げるな!」「我慢しろ!」と言ってきた人は、嫌な事から逃げている人ばかりではないですか?
あなたに「いいこ」を強要してきたズルい人ではないですか?
「いいこ」は社会に出ると、ハゲタカのようなズルい人達に利用されて食い物にされてしまいます。
そして、いつか疲れ果てて鬱や病気になり、社会復帰も難しい一生ものの傷を心に受けてしまうのです。
我慢が美徳の日本人が忘れがちな選択肢、「逃げる」。
誰だって、嫌な事からは逃げてもいいはず。
誰も自分の苦しみの声を聞いてくれないなら、せめて自分自身は自分の心を裏切らないでいたい。
そして、他人からの批判を恐れてはいけません。
周囲から批判される時は、本当の自分が出せている時。
自分らしく生きている証拠です。
私は何年も自分の心を裏切り、その環境に耐えていましたが、最後は逃げました。
どうしてこんな簡単に離れられるのに、何年も何もできなかったんだろうと拍子抜けしました。
何のために今まで耐えていたんだろう?
自分のため?周囲の人のため?
逃げない事・我慢する事が正しいと思っていたから?
なんて無駄な時間…無駄な努力だったんだろう…
社会に出ると、いくら自分が正しい事をしていても、明らかに間違っている人がいたとしても。
周りは誰も助けてくれません。
自分らしくいられる環境は、自分で作らないといけないんです。
私は長年苦しい環境に居続けた経験から、それを学びました。
部署を変えてもらう、席を離してもらう、とにかく信頼できる誰かに相談してみる。
できる事でいいので、あなたを困らせている人から逃げるアクションを起こしてみてください。