新卒2ヶ月で無職!その後第二新卒で大手企業へ転職成功した体験談
この記事でわかる事

・新卒2ヶ月で無職になり大手企業に転職した私の経験

・自己の体験から思う第二新卒扱いのメリットとデメリット

・第二新卒のうちに大手入社をおすすめする3つの理由

・ブラック企業に転職せずに長年定着できる企業に転職する方法

 

就職氷河期の時代、やっと内定をもらえた中小企業に就職するも…2ヶ月でクビ。

その後、無職になり転職活動をした結果、第二新卒として東証一部上場企業に入社した私の経験です。

 

特別な学歴も経歴も無いごく平凡な私ですが、「第二新卒」という特徴をプラスする事で明らかに転職活動がうまくいったと感じます。

自己の体験から第二新卒で大手企業へ入社する方法をかなり詳細に説明しています!

是非参考にしてみてください。

 

新卒2ヶ月でクビ!その後大手企業に転職した私の体験

 

新卒2ヶ月で会社をクビになり、5月末で退職。6月から無職になり、8月から東証一部上場企業に入社した私のトンデモ体験。

まずは簡単にまとめるとこんな感じです。

 

4月・新卒としてIT系の中小企業に入社。

・新卒歓迎会や研修、同期や先輩との交流飲み会

・ごくごく普通の新卒社員の生活

5月・GW明けに会社の空気が一変する

・会社が大きく傾いたため即戦力ではない新卒は全員会社都合で辞めてくださいと言われる

・社長が頭を下げて新卒20名ほどを見送る

6月

~7月

・無職になり転職活動スタート

・受ける会社から続々と内定をもらう

8月・東証一部上場企業で第二新卒扱いで入社

 

簡単なプロフィールとして、私は特に自慢できるような学歴はありません。

さらに私が就職活動をしていた時は、まさに「就職氷河期」と言われていた時代です。

 

学校内の就職セミナーでは「100社エントリーして1社内定貰えればいい」と、言われていました。

私はなんとか内定を貰えたIT企業に事務職として就職しましたが、まさかの業績悪化でクビ。

 

何があったかはわかりませんが、GW明けの会社は騒然としていました。

役員の中には、一日で生え際が白髪になる人までいました。

まさにドラマの世界。今思うとすごい経験です。

 

そこで理不尽にも、真っ先にクビをきられたのは私たち新卒社員。

最終出社日、社長がエレベーターが閉まる最後の最後まで、私たち新卒に頭を下げていた姿は忘れられません。

 

「やっと終わったと思ったのに…これからまた就活なの?!」と絶望的な気持ちでしたが、転職活動を始めると新卒採用時代には感じられない手ごたえを感じました。

 

どこの会社に行っても欲しがってもらえるのです。

この時、経験した転職活動は「100社エントリーして1社引っかかればいい」と教え込まれていた私の新卒採用とはまったく別の物でした。

 

そして、東証一部上場企業の採用が決まり8月1日に入社。

私はそこの大手企業で、結婚するまでの7年間働く事になります。

ピンチはチャンスと言ったもんだ!
とってもいい会社で長年働かせてもらいました。

 

 

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経験した私が思う!第二新卒扱いのメリット

実際に経験した「第二新卒扱い」のメリットをご紹介する前に、第二新卒とはどのような人を言うのでしょうか?

以下、簡単にまとめてみました。

 

第二新卒とは?

・学校を卒業後3年以内の人

・短期間でも社会人経験がある人

・新卒と社会人との中間的な存在

 

実際に私が経験して思ったのは、新卒でもない、社会人でもない、とても中途半端な存在

しかし、その中途半端という特徴が、他にはないメリットを生み出すという感じでした。

では、詳しく解説していきます。

 

1.新卒では入れないような大手企業入社のチャンス

 

私が内定をもらった大手企業は、私が新卒の状態で入社するのは不可能な会社でした。

なぜなら就職氷河期という事もあり、私が卒業する年の事務職は採用を行っていなかったのです。

 

また、採用をしている年であっても、事務職の募集は説明会エントリーの時点で即埋まってしまうような人気企業でもありました。

実際に新卒採用で受かった先輩の話を聞くと、人気アーティストのチケットを取るような感じで、パソコンに張り付いてやっとエントリーできたと言っていました。

 

このような大企業に何の特徴も無い私が入社できたのは、第二新卒というライバルの少ない絶妙なタイミングだったからだと思っています。

 

 

2.新卒採用よりも時間をかけて向き合ってもらえる

 

そしてもう1つ、転職時の面接は新卒採用時よりも丁寧だと思いました。

新卒採用だと、人事の人も1日に何人もの学生と面接をしなくてはなりません。

よほど光るものが無いと埋もれてしまうというのもわかります。

 

しかし、転職活動では新卒採用と比べて面接する人数が少ないからか、一人一人にかける時間も多く丁寧な印象を受けました。

私の経験を話すと、多くの会社の人が「そうかぁ…それは大変だったね…」と親身になってくれました。

 

新卒採用の流れ作業的な集団面接とは違い、採用担当者と深く話す事ができるので自分の魅力やアピールポイントも伝わりやすいと思います。

 

 

3.どこの企業からも欲しがってもらえる(企業からしたら条件がいい?)

転職活動をして気づいたのですが、第二新卒扱いだと割と欲しがってもらえます。

きっと、企業側にもメリットが多いからです。

第二新卒扱いを雇う企業側のメリットは以下の通りです。

 

・ビジネスマナー研修をしなくていい

・ほぼ即戦力として扱えるのに新卒給料でいい

・年齢が若いから長く勤めてもらえるかも

 

面接時も「ビジネスマナー研修などは受けた?」「電話応対などはしていた?」こういった質問が多かったように感じます。

私の場合はWordとExcelの研修、ビジネスマナーの研修が終わり、電話応対や来客対応なども少し経験している状態でした。

 

実際に私が勤める事となった大手企業では、このような事を言われました。

・部署異動する人のポジションに配置されるから、即戦力として働く事になる

・研修などは無く、周囲の人がサポートしながら仕事は実践で覚えていく感じ

・第二新卒扱いなので、給料は新卒の給料

 

面接時に「これでもいいですか?」と言われ、「いいです」と答え内定が決まりました。

この条件を見てもわかる通り第二新卒って、研修費をかけずに即戦力として配置できて給料は最安値でOK。

年齢も若いので、これから長く勤めてくれるであろう美味しい人材だったりするんですよね。

 

ちなみに、私は勤める事となる大手企業以外にも、もう一社上場企業から内定を貰っていました。

そのくらい第二新卒扱いって美味しい人材なんでしょうね。

学歴も職歴も無い私が、第二新卒という特徴だけで、上場企業を選ぶ側になるなんて…。

 

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経験した私が思う!第二新卒扱いのデメリット

メリットもあればデメリットがあるのは当然。

では次に実際に経験した私が思う!第二新卒扱いのデメリットをご紹介致します。

 

1.即戦力として扱われる

 

当たり前ですが、第二新卒は新卒のような温い環境は用意されていません。

入社当日は簡単な自己紹介からはじまり、研修などはなく引継ぎからはじまりました。

 

前任の人は、新卒のOJTを毎年行うベテラン社員だったため丁寧に教えてくれましたが、異動までの期限は2ヶ月。

その間に仕事を覚えて、その後は一人でそのポジションを担っていかなくてはいけません。

 

すごくプレッシャーを感じましたが、当時の私は「やるしかない!」「無職だった私を拾ってくれた会社にしがみつかなきゃ!」と必死で覚えました。

当時は就職氷河期だったため、精神力で一社にしがみつく風潮がありました。

 

新卒で入社した人より間違いなく大変だとは思いますが、やらなきゃいけない環境におかれれば人間何でもできます。

もちろん2ヶ月で完璧にできるわけはなく、恥をかいて頭を下げて仕事を覚えていきました。

 

 

 

2.同期がいない

第二新卒で入社すると同期がいません。

私の場合、同じ年に卒業した総合職の男性はいましたが事務職の採用が無い年だったため、気軽に話せる同性がいなく、最初は孤独感を感じていました。

 

しばらくすると、1つ年上の先輩が「同期がいないと不安だと思うから、私たちの代と仲良くなりなよ」と言ってくれました。

その後は同期会や飲み会、ランチなどに当たり前のように声をかけてもらえるようになりましたが、これは単にラッキーだったと思います。

 

大手で割と安定している企業だと、新卒で入社した社員がほとんどだったりします。

そのため同期の結束が強く、少し孤独感を感じるかもしれません。

同期はいなくても、仲の良い同僚は普通にできます。
1人ぼっちになるとうい事ではないのでご安心を。

 

 

3.給料が新卒扱いのため安い

 

即戦力として扱われ、明らかに温室育ちの新卒社員より大変な思いをしているのに、給料は社内最安値です。

仕方ない事ですが、その後新卒採用でぬくぬくと育つ後輩たちを見て理不尽に感じたりもしました。

 

しかし、大手企業に勤めていれば勤務年数が長ければ給料は必ずアップしていきます。

社会全体で見れば平均以上の給料は貰えるようになると思うので、最初は我慢…と思って耐えましょう。

 

 

4.昇給のタイミングが曖昧

私は8月入社だったため、昇給のタイミングである翌4月で1年間勤務した実績がありませんでした。

どのように計算されているかは不明でしたが、そのズレのせいで昇給や昇格がうまくいかず、後輩よりも低い給料で働く年もありました。

 

そのため、「自分が今仕事を教えている後輩よりも、低い給料で働いてるなんて…」と思うとやりきれない事もありました。

入社後、1、2年ほどは給料や昇給面で理不尽な思いをする事があるかもしれません。

 

 

第二新卒での大手入社をおすすめする3つの理由

第二新卒は、大手企業入社のチャンスです。

実際に経験して、あの時転職の機会があり大手企業に入れた事を本当に良かったと今でも思います。

その理由は以下の通り。

 

1.職務経歴が魅力的になり、今後転職しやすい

結婚して大手企業を退職した私ですが、なかなか子供を授からない事もあり、家の近くでもう一度働こうと再度転職活動を始めました。

その時もとても条件の良い会社を見つけ応募し、面接後即内定を貰えました。

 

ハローワークで一度転職の相談した際も、「上場企業で7年も務めたと職務経歴が魅力的だ」と言われたり、主婦向けの派遣会社に登録したところ、「一定の条件を満たしている人にしか紹介しないクローズド案件です」と、かなり条件の良い求人のお誘いが来たりしました。

 

大手企業で長年勤めたという職務経歴のお陰で、ライフステージが変わった今でも転職や再就職がしやすいと感じます。

これは一生ものなのかもしれない!

 

 

2.給料面の満足度が高い

 

給料面での満足度が高いのは大手企業の魅力の1つです。

私は残業ゼロの定時上がりの事務職でしたが、サラリーマンの平均年収に届くかな?というくらいは貰えていました。

給料面での満足度が高いと、多少嫌な事があってもボーナスや月々のお給料で少し気持ちを取り戻せると思います。

 

 

3.環境に不満があれっても転職せずに異動で対応できる

大きな会社だと、部署が変われば転職したようなものです。

なので、環境や人間関係に大きな不満があった場合は、転職という選択肢の前に異動というワンクッションがあります。

 

異動願いを出して、環境を変える事で悩みが解決する人もたくさん見てきました。

人数が多い大手企業だからこそできるメリットだと思います。

 

 

卒業から3年!第二新卒のうちは大手企業入社のチャンス!

新卒採用では中小企業がやっと一社引っかかる程度の私でしたが、第二新卒という特徴をプラスする事で大手企業から内定を続々と貰い、まさかの選べる立場になっていました。

 

第二新卒の定義は卒業から3年以内と言われています。

大手企業での勤務経験はライフステージが変わっても再就職しやすいメリットがあり、一生ものだと感じています。

 

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