
いじめのターゲットになりやすい人には、ある共通点があります。
いじめはあってはならないものとされていますが、条件が整えばどの集団でも起こるものです。
なので、いじめが起きた時にターゲットにされないように、いじめられやすい原因や回避法をあらかじめ知っておく必要があります。
今回の記事では、いじめが起きる条件、いじめられる2つの原因、タイプ別回避法などを自分の体験も交えて解説していこうと思います。
目次
職場いじめが起きる条件とは?
世の中、「いじめはダメなこと!」と、いじめはあってはならないものとして語られていますが、条件が整えばいじめはどの組織でも起こります。
その条件がこちらです。
1.パーソナリティに問題を持つ他人を攻撃する人間
…自己愛性パーソナリティ障害やサイコパスなど、常に他人を攻撃する特徴を持つ人。
(関連記事→自己愛性人格障害の人が常に他人を攻撃しないといけない理由 /パーソナリティ障害・人格障害って何?種類や特徴、原因のまとめ )
2.その攻撃的な人間に加担して一緒に攻撃してくる人々
…その人の異常さに気づきながらも、いじめが楽しくて加担する人々。
(関連記事→自己愛がいると職場が崩壊する理由!同僚は加担・被害者は沈黙 )
3.攻撃されたくなくて沈黙する人々。
…余計な事をして、新たなターゲットになりたくない人々。
(関連記事→自己愛がいると職場が崩壊する理由!同僚は加担・被害者は沈黙 )
4.ターゲットにされやすい特徴を持つ人。
…この記事で解説していきます。
そもそも、「いじめはあってはならないもの」という考えから、「いじめはあるもの」と考えを改めなくてはなりません。
いじめ事態を否定するからこそ、学校でのいじめ隠蔽や、会社の上層部の見て見ぬふりなどが起きてしまうのです。
いじめはあるもの。そして、あった時にどう対処するかが肝心。
まずは、いじめられやすい特徴を知る事で、ターゲットにされないように注意していきましょう!
職場でいじめられる理由(2つの原因)
では、会社でターゲットになりやすい原因を2つ紹介致します。
1.反撃してこないと思われている
まず一つめはこれです。
反撃してこないと思われている、もしくは反撃しても怖くないと思われている。
つまり、会社の攻撃的な人間に「弱い」と思われているパターンです。
パーソナリティに問題をかかえた人は、常に他人を攻撃しないといけません。
それは自分の心の中にある劣等感や葛藤を、他者を攻撃する事で発散しているからです。
そんな時に、やってもやってもやり返してこない「サウンドバッグ」的な人間がいれば、ターゲットとして目を付けられるのは当然の事。
やられっぱなしだと自覚のある人は、都合のいいサウンドバッグになりかけています。
注意が必要です!
2.自分にとって害を及ぼす人間だと思われている
これは、攻撃的な人間から見て有害な人物だった場合です。
例えば、容姿に自信のある自己愛さんにとっての、美人でチヤホヤされる新入社員だったり、自分の現在の立場を脅かすほど仕事ができる部下、あるいは資格を持っている人などなど。
このような人の存在は、パーソナリティに問題を抱えた人の自尊心を傷つけるのです。
一般的に、傷ついた自尊心の高め方は2つあります。
それは、努力して自分を上げるか、他者を下げるか。
普通の人であれば、その人の存在が刺激となり、自分も負けないように努力して自分を高めようとします。
しかし、パーソナリティに問題のある人間の場合は、「その人よりも優位に立つためにその人を落とす」という考えしか浮かびません。
そのため、有害とみなされた人はターゲットとなり、周囲を巻き込んでいじめられます。
タイプ別いじめ回避法
では、実際にいじめを回避するにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは上で解説したタイプ別に回避法を紹介していこうと思います。
1.反撃してこないと思われている場合
攻撃的な人に弱いと思われている場合は、「弱くない」と思わせる事が重要です。
私は、以前勤めていた会社で自己愛さんのターゲットになり、近くでヒソヒソ悪口を言われていた事がありました。
いつもはやられっぱなしでしたが、ある時、ヒソヒソしている人の前をわざと通りすぎて「っはぁぁーっ!」と、わざと大きくため息をついてみたのです。
すると、自己愛さんはドキっとしたような顔をして、ヒソヒソ話をやめてすぐに自分の席に戻りました。
さらにその後、自己愛さんの取り巻きが私のご機嫌を取ろうとするような行動も見られたのです。
このように、反撃がきっかけになっていじめが無くなるという話は実はあるあるだったりします。
例えば学校のいじめ。
例)
✔ いじめられっこが、「もうやめろ!」といじめっこに怒鳴り殴り掛かった。
✔ 物を隠されたいじめられっこが、教室の前に出て行き「窃盗が起きました」と警察に電話をした。
こういった力強い反撃がきっかけで、いじめがなくなったという話は世の中に山ほど存在します。
職場なので、殴り掛かったりはできないものの、私が行ったようなため息程度ならいいのでは?
特に、問題のある人物に加担している取り巻きには効果覿面だったので、勇気をもって意思表示をしてみてください。
あなたが強い態度で反撃すれば、形勢逆転もありえますよ。
2.有害だと思われている場合
有害だと思われている場合は、相手に無害な人物だと思わせなければなりません。
これは非常に難しいのですが、1つの手段として、たまに自虐トークを入れるという方法があります。
これって結構女性に多いと思うのですが、すごく美人なのに適度に自虐トークを入れて同性のターゲットにならない人って見た事ありませんか?
長い社会人生活でわかった事ですが、これって自然と身につけた美女の蘇生術だったんですね。
賢いんだよ。
なので、仕事ができて攻撃されそうな人であれば、問題のある人物の前でだけ自分を適度に自虐ってみてください。
「俺なんか女性にめっきりモテないですから」とか。
間違っても、その後相手を褒めるような言葉を付けてはいけません。
媚びたり忖度をすると、「こいつは反撃してこない」「弱いやつだ」と認定されて、好き勝手扱われてしまいます。
あくまで、面白おかしく自分を下げるトークを少し入れるだけです。
先にも説明した通り、相手の目的は有害な人物を下げる事。
なので、自分で自分を下げる自虐トークを挟むだけで、少しはその欲求が満たされるはずです。
これでターゲットからもはずれるなんて、デキる…。
社会に出たら働きやすい環境は自分で作るもの
「社会に出たら周囲は助けてくれない!働きやすい環境は自分で作るものだ」
これは、新人の時に私が先輩に突然言われた言葉です。
パワハラ営業のアシスタントになり、毎日ボロボロになりながら仕事をしていた時の事。
ほとんどの人は「あの人本当に酷いよね」「かわいそうだね」と私に寄り添ってくれていたのですが、ある日、1人の先輩が私にガツンと一言。
あなたがどんなに嫌な事をされてもニコニコして、仕事を安請け合いしてるからあの人に舐められてるんだよ。
「はい!はい!」って何でも言う事聞いて、この環境作ったのはいったい誰?
かわいそうな状況なのはみんなわかってるけど、社会に出たらみんな自分で精いっぱい。
人の面倒なんかみてる暇は無いよ。
周りは変わってくれないんだから、変わるのは自分。
働きやすい環境を作るのは自分しかいない。
奴隷みたいな扱いを受け入れていないで、言うべき時はしっかりと言いなさい。
こう言われて目が覚めた経験があります。
1つも間違っていないし、私の痛いところを突かれた気がしました。
先輩の言う通り、私自身が「私が酷い扱いされる事」を許していたんです。
他人は自分を扱うようにしか、自分を扱わない。
いじめを受けがちな人は、自分が自分を酷く扱われる事を許しているのではないでしょうか?
誰だって、「私を侮辱するな!」と怒る権利があります。
いじめを受けない人は、自分が酷い扱いを受けたらそれを許しません。
自分自身を大切にしている証拠なんです。
まとめ(職場でいじめられる2つの原因と回避法)
いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると以下の通りになります。
1.職場でいじめられる理由は「弱いと思われている」か「有害だと思われている」。
2.弱いと思われている場合は、怒りの意思表示をする事で回避。
3.有害だと思われている場合は、自虐トークをたまに挟む事で回避。
4.働きやすい環境は自分しか作れない!自分でアクションを起こすべし。
待っていても周囲は助けてくれません。
環境は変わってくれません。働きやすい環境を作れるのは自分だけです。
今回はいじめられない方法を紹介しましたが、問題のある人からは速やかに離れるのが一番です。
現在いじめられている人は、信頼できる人に相談するのもいいと思います。
部署を変えてもらう、席を離してもらう、など、距離を取る方法も考えてみてください。
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