フルタイム勤務の兼業主婦って本当に大変ですよね。
現在、1日のスケジュールがうまく回せなくて悩んでいる人や、フルタイム兼業主婦の生活が知りたいと思っているあなたのために、私が実際にこなしていた平日のスケジュールを紹介させていただきます。
まさに、それは過酷そのものです。
この記事では、過酷な兼業主婦の1日や、兼業主婦のメリット・デメリットなどについて徹底解説していきたいと思います。
是非、私の経験が参考になれば嬉しいです。
兼業主婦時代の1日のスケジュール
実際に私がこなしていた平日のスケジュールをご紹介致します。
まず、当時の私の状況はこんな感じ。
fa-check-circle保育園:車で5分
fa-check-circle職場:保育園から車で5分
fa-check-circle勤務時間:9時~17時30分(残業はなし)
fa-check-circle夫:片道2時間の遠方へ通勤しているため、平日は戦力外
我が家の場合は、平日はほぼ母子家庭でした。
では参りましょう。
過酷な1日のスタートです!
7:00 子供と起床。朝ご飯の用意・子供の支度・自分の化粧や支度・子供にご飯を食べさせる
8:15 子供を保育園に送る
8:30 会社に到着。制服に着替える
9:00 始業
12:00 お昼休み(15分ほど仮眠をとる事も)
17:35 退社
17:45 子供を保育園に迎えに行く
18:00 夕飯作り
18:40 子供と2人で夕ご飯
19:00 後片付け・お風呂の準備・洗濯機を回すなど
19:30 子供とお風呂
20:30 子供と自分の歯磨き
21:00 子供を寝かしつけ
22:00 夫の帰宅・乾いている洗濯物をたたむ
22:30 翌日の保育園の準備・残った家事など
23:00 フリータイム
0:00 就寝
ずらーっと書きましたが、兼業主婦の1日のタスクは、こんな簡単に書けるものではありません。
名前の無い家事も多く、常に何かをしながら次にやる事もを考えているような状態です。
寝かしつけに1時間以上かかる日があったり、大切なフリータイムも何かしらの家事をする羽目になったりと、平日の自分の時間はほぼゼロでした。
常に何かに追われているような生活だったため、疲れ果ててしまい寝かしつけでは子供より先に寝てしまう事も多々ありました。
兼業主婦のメリットとは?
とにかく過酷だった兼業主婦生活。それでも、いい事もあると思っています。
私が思う兼業主婦のメリットは以下の通り。
fa-check-circle大人とコミュニケーションをとれる場所がある
fa-check-circle育児から少し離れて「自分」になれる時間がある
fa-check-circle○○のママ・○○の妻という立場でなく「自分」を評価してもらえる
fa-check-circle夫と対等になれるので、基本的な欲求(寝たい・休みたい・子供預かってなど)を遠慮なく主張できる
fa-check-circle家事をしっかりやらなきゃというプレッシャーが無い
fa-check-circle毎日出勤するため、身だしなみに手を抜かず綺麗でいられる
こんな感じです。
フルタイム勤務のメリットは、「母・妻」でなく「自分」でいられる場所がある事だと思います。
私は、子供が産まれてから1歳まで育児休暇を取得したのですが、職場復帰をする時に久々にネイルをしたのを覚えています。
育休中は「どうせ誰にも合わないし」「どこにも出かけないし」と、身だしなみの優先順位は下がりに下がっていたのですが、久々にネイルをした時に、忘れていた何かを取り戻した感じがしました。
社会に出る事で、その感覚を持ち続ける事ができるのは、女性として素敵だなと感じます。
このように、兼業主婦生活は忙しいながらもメリットを感じる事もできるんです。
兼業主婦のデメリットは?
メリットをいくつか挙げたので、次はデメリットをご紹介致します。
fa-check-circleとにかく、体力的にも精神的にも疲れる
fa-check-circle夫の協力度が気になり、小さな事でイライラする
fa-check-circle子供を急かしてしまい、余裕をもって接する事ができない
fa-check-circle子供の体調不良で休む時も、いろいろな人に頭を下げる
fa-check-circle自分の有休は子供の風邪に使われて実質ゼロ
fa-check-circle片づけにまで手が回らず、部屋が汚い事が多い
fa-check-circle料理が手抜きになり、外食やスーパーのお惣菜が増える
このようになります。
私の場合は、常に子供を急かしてしまい、余裕のない母親でした。
毎朝、ご飯をゆっくり食べる子供に「早く!早く!もう行く時間だよ!」から始まりました。
自分の化粧や身支度もあるため、イライラしながら、「ママ!会社に遅刻しちゃうよ!」とせかしていました。
帰ってきてからも、楽しそうにお風呂で遊ぶ息子に「早く出て!もう寝る時間なんだから!」と言い、「早く寝てくれ…」と思いながら寝かしつけをして、本当に余裕が無かったと思います。
フルタイム兼業主婦の場合、どう考えてもやる事がありすぎです。
子供の寝かしつけをしながら、「これが終わったらあれやって、これやって、次に・・・」と頭をぐるぐるしていました。
常に何かに追われるような生活、イライラするなという方が無理です。
無理矢理メリットを見つけて踏ん張っていた兼業主婦時代
この記事を書きながら一つ思った事があります。
「兼業主婦のメリットは?」と考えて、絞り出すようにアレコレ書きましたが、「デメリットは?」と聞かれると、ネガティブな感情と共に次々と頭に湧いてきました。
もうこの事実が物語っています。
女性がフルタイムで働きながら、1人で家事も育児もこなすというのは、どうしても無理があるんです。
フルタイム勤務だった時は、「働いている方が気分転換になるし」「上司に認められてやりがいを感じる」「働いている人って綺麗」などと、自分自身に言い聞かせるように頑張っていました。
兼業主婦の方がいいんだ!と無理矢理思い込もうと必死でした。
しかし、心の本音こうだったと思います。
私だって、もう少し気持ちに余裕のある暮らしがしたい。
子供ともっと一緒にいたい。
でも、お金を稼がなきゃいけないんだから、仕方ないじゃん。
きっと、こう思っている人って多いですよね。
本当に、女性が家事も育児もして、なおかつ、金も稼がなきゃいけない時代に誰がしたのでしょうか。
兼業主婦をするなら在宅ワークがおすすめ
この記事を読んでもわかる通り、兼業主婦の1日というのは、過酷そのものです。
「私と同じだ」と、同じ人を見つけて安心するのもいいですが、その無理のある生活を変えてみてはいかがでしょうか。
私は脱サラをして、現在、在宅ワークで稼いでいます。
在宅ワークになってから、精神的にも肉体的にも圧倒的に自由な生活に変わりました。
必死で働いていたあの頃の自分には想像できない理想の暮らしです。
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