HSPの中には、「敏感だから人付き合いをしたくない」という人もいれば「敏感な所を活かして人と関わりたい」という人もいます。
人より敏感だという特性は同じでも、それに対する反応が違い、それは4つのタイプに分類されるのです。
この記事では、そんなHSPの4つの種類を徹底解説していきます。
あなたはどのタイプでしょうか?是非参考にしてみてくださいね。
全てのHSPに共通する4つの特徴「DOES」
HSPには、活発な人、内向的な人といろいろなタイプの人が存在します。
そんな中でも、全てのタイプに共通するHSPの4つの特徴「DOES」というものがあります。
- D:物事を深く考える
- O:神経が高ぶりやすい
- E:強い共感力
- S:小さな事を察知する(五感が鋭い)
まずは、この特徴に自分が当てはまるかを確認してみましょう。
また、自分がHSPかどうかを詳しくチェックしてみたい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
HSPには4種類のタイプが存在する
一言でHSPと言っても、タイプは様々です。
人より敏感という特徴は一緒でも、「人より敏感だから、人と関わりたくない」という人もいれば、「人より敏感という特徴を生かして、積極的に人と関わっていきたい」という人もいるのです。
このようなHSPのタイプは大きく4つに分けられると言われています。
この分類は「外向的・内向的」、「刺激を求める・刺激を避ける」という指標によって分ける事ができます。
■HSP4つのタイプ
- HSP(内向型)
- HSE(外向型)
- HSS型HSP(刺激追求型)
- HSS型HSE(刺激追求型・外向型)
上から順番に解説していきます。
1.HSP(内向型)
fa-check内向的な性格
fa-check1人で過ごす事やインドアな生活が合っている
fa-check刺激を避ける
fa-check物事を深く考える
fa-checkリスクを回避する
HSPの多く人が内向的な性格と言われています。
刺激を好まず、人付き合いも好きではない、クラスに1人はいる「おとなしい子」という印象です。
自分の世界を大切にするため、1人で過ごすライフスタイルが合っています。
2.HSE(外向型)
fa-check人と関わる事が好き
fa-checkHSPでない人と比べて疲れやすい
fa-check1人でひきこもる時間も必要
fa-check人懐っこいけど繊細な人
人とは積極的に関わりたいタイプ。
1人で考えていると気分が落ちてしまうため、人と関わる事でエネルギーをチャージします。
また、このタイプは刺激は避けるため、安定を好みます。
穏やかで優しく人懐っこいけど、心のもろさを抱えているようなイメージです。
3.HSS型HSP(刺激追求型)
fa-check好奇心旺盛
fa-check疲れるとわかっていても刺激を求める
fa-check矛盾した特性
fa-check社交的ではない
fa-check1人で何でもやってみたい
このタイプは、疲れるとわかっていても刺激を求めてしまう「矛盾した特性」を持っています。
内向的なタイプなので、物事は「自分が納得するかどうか」が重要だったりします。
自分の世界観を強く持ち、1人で考えて1人で行動をする、天才肌と言われる人が多いです。
しかし、HSPの気質は持っているため、刺激に向かった後、疲れてしまうなどの特徴もあります。
繊細で傷つきやすいのに、守りなしで刺激に1人で突っ込んでいく人というイメージ。
4.HSS型HSE(刺激追求型・外向型)
fa-check人と関わる事が好き
fa-check刺激を求める
fa-checkリーダータイプ
fa-check些細な事で傷つく
人と関わる事が好きで、衝動的、なおかつ簡単に行動に移す事もできるため、チームのリーダー的な存在になる事が多いタイプです。
ただの優秀なリーダーというイメージですが、HSPの特性を持っている事に変わりはありません。
些細な言葉で傷つきやすく、人と積極的にかかわっていくため、その頻度も多い。
そのため、非常に疲れやすいです。
このタイプは、頼れるリーダーだけど、影では心を痛めて疲れているといったイメージになります。
「私はこれ!」と決めなくてOK
上記で解説しましたHSPの4つのタイプは「外向的・内向的」、「刺激を求める・刺激を避ける」によって分類されます。
きっと、「自分はHSPだと思うけど、この4つのタイプのどれに当てはまるのかわからない」という方もいますよね。
HSPの人は、様々な刺激に反応します。
その時々のコンディションで性格診断テストの結果が違うように、こちらの4つの分類も非常にあいまいなものでもあります。
この4つのタイプ全てに言える事は、HSPの4つの特徴である「DOES」は持っているという事。
どのタイプか悩んでしまった場合は、特にこれだと決めつけずにHSPの特徴である「DOES」を持っているかどうかに絞って考えてみてください。
- D:物事を深く考える
- O:神経が高ぶりやすい
- E:強い共感力
- S:小さな事を察知する(五感が鋭い)
どのHSPタイプでもこちらの「DOES」の性質を持っている事には変わりありません。
自分の性格と照らし合わせて考えてみてくださいね。
まとめ(HSP4つの種類)
いかがでしたでしょうか。
① HSPには4つの種類があると言われている。
② その種類は「外向的・内向的」「刺激を求める・避ける」によって分類される。
③ 4つの種類は「HSP(内向型)・HSE(外向型)・HSS型HSP(刺激追求型)・HSS型HSE(刺激追求型・外向型)」
④ どのタイプもHSPの特性である「DOES」の性質は持っている。
自分がHSPかもと思っている方は、HSPの理解を深める必要があります。
これからも、職場でのメンタル強化を目的として情報を配信していけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。