女性が多い職場ってなぜか人間関係のトラブルが起きやすいですよね。
そもそも、なぜ女性が多いと人間関係が悪くなるのでしょうか?
それは、女性が強く持つ「人と仲良くなりたい」という本能が原因です。
この記事では、女性の職場の人間関係が悪くなる原因や、効果的な対処法を紹介していきたいと思います。
是非参考にしてみてくださいね!
女性は男性と比べて「親和欲求」が強い
どうして女性が多いとそんなに人間関係が悪くなるの?
女性は男性と比べて親和欲求が強いと言われています。
親和欲求とは、人と仲良くしたい、誰かといたいと思う人間の本能の一種です。
fa-check-circle誰かといたい
fa-check-circle仲間になってほしい
fa-check-circle味方になってほしい
fa-check-circle共感してほしい
fa-check-circle好きになってほしい
fa-check-circle協力してほしい
個人差はありますが、一般的に女性は親和欲求が強くこれらの感情を強く持っています。
さらに、人自体に強く興味を持ち、行動をよく観察する傾向にあります。
女性が多い職場は、この親和欲求が公私混同を招き人間関係がおかしくなりがちです。
女性は仕事よりも仲良くなる事に励んでしまう
職場は仕事をしに来ているわけであり、仲の良いお友達を作りに来ているわけでは無いですよね。
頭では理解しているのですが、親和欲求は本能です。
親和欲求が強いと、まるで学校のクラスにいるような「誰かと仲良くしていなきゃ」「仲間外れにされないようにしないと」「嫌われたらどうしよう」という気持ちや感情に陥ります。
fa-check-circle私って好かれてる?嫌われてる?
fa-check-circleあの人は私の事が好き?嫌い?
fa-check-circleあの子と私の扱い違うんじゃない?
女性社員は、仕事をする以上に周囲の人間関係やコミュニケーションが気になってしまう傾向にあります。
女性が多い職場で人間関係を良好にする方法
では、女性が多い職場で人間関係を良くするにはどうすればいいのでしょうか。
効果的な方法をいくつか紹介します。
① 仕事での明確な目標を設定する
事務職や管理部門の仕事など、明確な目標を持ちにくい職種であると、人間関係に悩んでいる人が多い傾向にあると感じます。
私も女性が多い管理部門で働いていた事があるのですが、やはり、人間関係が悪い職場でした。
しかし、そんな最悪の職場でも大きなプロジェクトが進行している時などは波風が立たない傾向にありました。
仕事に集中していれば「親和欲求」は抑えられます。
なので、親和欲求が強い女性社員には仕事での明確な目標を意識させてあげる事が必要です。
問題を起こす社員は人とのコミュニケーションが目的になっています。
「仕事をしに職場に来ているんだ」という本来の目的を見失わないようにしてあげましょう。
② お互いを褒め合う
親和欲求が強い女性にとって、褒められたり自分を肯定されることは気持ちの安定につながります。
不安定な状況やストレスの高い環境で、親和欲求は高まると言われています。
お互いを褒め合う事で常に安定した人間関係が作れたら理想的ですよね。
また、男性は何も言われなければ「上手くいっているんだ」と思う傾向にありますが、女性は何も言われないと「これで大丈夫かな…」と不安になる傾向にあります。
男性は成果を出した時だけ褒めていればOKですが、女性は過程を褒められないと満足できません。
女性社員にとって「褒める」「肯定される」という事は大きな意味を持ち、精神の安定へと繋がります。
③ 全ての人を公平に扱う
女性は人の行動やコミュニケーションに強く興味を持っています。
贔屓や特別扱いには特に敏感に反応します。
管理者であれば、全ての部下を公平に扱う事を徹底してください。
特定の人を特別扱いしていると、女性の多い職場であれば「なんであの子だけ?!」と、人間関係は簡単に崩壊します。
ってあるあるですよね。
女性が多い職場の人間関係のまとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると。
①女性は男性と比べて親和欲求が高く、職場でも「人と仲良くなろう」とすることが人間関係のいざこざを招きがち。
②女性が多い職場では、仕事での明確な目標を設定してあげて少しでも親和欲求を抑えよう。
③お互いを褒め合ったり、職員を公平に扱う事で女性社員の心の安定をはかろう。
ここでは親和欲求のせいでトラブルが起こりやすいと説明しましたが、親和欲求が強いからといって悪いわけではありません。
逆に、親和欲求が弱いと人の感情がわからなかったり、心の無い機械的な人になってしまいます。
親和欲求が高い事はとてもいい事なので、プライベートで十分に発揮してください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。