気持ちが楽になる!自己愛性人格障害の人への対応や接し方

身近に自己愛さんがいると、嘘、記憶の改ざん、支離滅裂な主張など、本当に精神が病みますよね。

私も以前勤めていた職場で自己愛さんらしき同僚と長年過ごしていたため、よくわかります。

 

今回は身近な自己愛さんに苦しめられている人のために、専門家の意見と自分の経験から、自己愛性人格障害者への対処法や対応、気が楽になる接し方や考え方について解説させていただきます。

是非参考にしてみてくださいね。

 

まず、相手は「自己愛さんだ」と受け入れる

 

自己愛性人格障害の人が身近にいる場合は、その人は「自己愛さんだ」と受け入れる事が必要です。

この考えができないと、一緒に過ごすのはハッキリ言って無理です。

 

早稲田大学名誉教授で社会学者である加藤諦三先生は、ナルシストとの接し方について、このように言っています。

 

犬や猫の性質を受け入れて、ペットを飼うのと同じこと。

相手をナルシスト(自己愛性人格障害)と受け入れて接するしか方法はない。

 

まさにこの通りです。

 

自己愛さんが近くにいると、「なんで、私がこんな思いしなきゃいけないの?」「なんで、こんな事言われなきゃいけないの?」「なんで?なんで?」と疑問だらけになりますよね。

 

私も自己愛さんと過ごしている時は、常に怒りと疑問で頭が一杯でした。

中には、このような疑問から不眠症になってしまう人もたくさんいます。

経験者にしかわからないんですよね。
この辛さ…。

 

 

しかし、私も「相手は自己愛さんなんだ」と自分の中で切り離して考えられるようになった頃から、少しずつ気持ちが楽になった気がします。

心から、理解し合えない宇宙人だと思ってしまう事が必要です。

 

間違っても、「相手を変えようとしない事、間違いを正そうとしない事」これは守ってください。

自己愛さんと自分の間には常に正解が2つ存在します。

 

いくら自分が正しくても、「自己愛の正解」を許さないと、不思議な事に自分がどんどん追い詰められていきます。

私の元職場にも、自己愛を正そうと果敢に戦った上司がいたのですが…。
やはり精神的に追い詰められて退職していきました。

 

 

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自己愛さんの取扱説明書4選(対応や対処法)

では、専門家の意見や私の体験から自己愛性人格障害の人への正しい対応や対処法を4つ紹介したいと思います。

 

正しい対応・対処法
  1. 逃げる・離れる
  2. 期待しない・期待されない
  3. 真実を一つにしようとしない
  4. 赤ちゃんだと思って接する

 

1.逃げる・離れる

可能であれば、これが一番良い方法です。

 

職場の人が自己愛であれば、逃げる方法は退職だけではありません。

部署異動させてもらう、仕事を変えてもらう、席を離してもらうなども有効です。

 

接する時間が長くなれば、嫌な思いをする事も増えてきます。

さらに、ターゲットにされると、悪口を広めるなど周囲を巻き込んで攻撃してきます。

 

とにかく逃げる事、離れる事。

信頼できる上司に相談するなどして、自己愛さんと必要最小限の接触で済むように、自分で働きやすい環境を作っていきましょう。

 

 

2.期待しない・期待されない

次に、自己愛さんには何も期待しない事・されない事。

心理カウンセラーの竹内成彦先生によると、「期待しない事・されない事、相手にとって空気のような存在になる事がとても重要」と言います。

 

「こういう事をしたら普通はこうしてくれるだろう、こういう反応をするだろう」という考えは、自己愛さんにはことごとく裏切られます。

 

これは私の経験ですが、ある時、急に仕事が増えて自己愛さんがパニックを起こしていたので、自分の仕事を早めに終わらせて自己愛さんの仕事を手伝いました。

すると、自己愛さんはラッキーと言わんばかりに同僚と雑談をしにどこかへ行ってしまったのです。

 

その雑談は30分以上続き、さらに、誰かの悪口を延々と話している声が聞こえ出す始末。

「あれは、私かもな…」と、がっかりした覚えがあります。

結局、悪口タイムを作ってあげただけでした。

 

しかし、「これは大変な時に一緒に頑張れば、感謝してくれる喜んでくれる」と無意識に期待していた私がいます。

予想もしない反応が返ってくるのが自己愛さんです。

自分が傷つかないためにも、このような期待はしない事。

 

また、このような対応を続けていると「あいつは大変なフリをすれば手伝ってくれる」と期待されてしまいます。

これが当たり前になってくると、「私が大変そうにしているのに、声もかけてこないなんてありえない!!」と逆恨みされて嫌がらせをされます。

なので、相手から期待されない事も非常に重要です。

 

 

3.真実を一つにしようとしない

現実に起こった出来事に対して、自己愛さんが見ている真実と、他の人が見ている真実は違います。

自己愛さんは独自の思考回路を持っているため、どう考えても無実の人に対して「あの人が悪い!」と言い出す事もよくあります。

 

そんな時に感情のコントロールをして、真実を一つにしようとしない事です。

 

例えば、自己愛さんが「カラスは白い」と言い張っていたとします。

どう考えてもカラスは黒いのですが、そこを正さない事です。

 

自己愛さんと自分の間には常に真実が2つあります。

真実を一つにしたり、間違いを正そうと相手を指摘すると酷い返り討ちに合ってしまいます。

 

「自己愛さんの答えは、カラスは白い」「正確にはカラスは黒い」と答えをあいまいにしておく事。

自己愛さんの話を聞く側には、このような感情のコントロールが必要です。

 

 

4.中身は赤ちゃんだと思って接する

毒親育ち専門家でありカウンセラーである高橋リエ先生によると、自己愛さんの中身は赤ちゃんだと言います。

 

どうしても自己愛さんと離れられない場合は、自己愛さんの中身を赤ちゃんだと思いましょう。

自己愛さんは赤ちゃんだから、相手の立場に立ったり、自分を客観視する事ができない。

「自分が正しくないと死んじゃう!」と思い込んでいるんです。

 

相手が赤ちゃんだと思えば、誰でも「はいはいはい。あなたはそう思うのね~。」と適当に流す事もできますよね。

2、3歳の子供相手に「それは間違っている!」と本気で論争する人はいないはずです。

 

自己愛さんたちは、幼少期に親に認められなかったインナーチャイルドに苦しめられています。

小さい頃に満たされなかった心が「私は悪くない!絶対に私を否定するな!」と仕掛けている思考でもあります。

なので、そこは受け手側が赤ちゃんと思う事で適当に流してあげましょう。

 

我が家の4歳の息子もテーブルに頭をぶつけると、「僕は悪くない!ママが悪いよ!」と泣き出します。笑
同じことですね。

 

 

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自己愛さんは舞台で1人ソロ公演をしています

以前ラジオで、心理療法研究家である最上雄基先生がナルシストについてこのように語っていました。

 

ナルシスト(自己愛さん)との会話の時は、このように意識しましょう。

「この人は一人で舞台の上で話していて、私は観客で見ているんだ。」

 

この言葉について、もう少し詳しく解説すると以下の通りになります。

 

ナルシストとの会話で気を付ける事

自己愛はスポットライト浴びて独壇場の舞台を演じているようなもの。

一人で舞台に上がって、ピンスポット浴びて周りが何も見えていない。

周囲は真っ暗で何も見えていないので、孤独でしょうがない。

自己愛と話すときは、絶対に同じ舞台に立たない事。

「一人で舞台の上で話していて、私は観客で見ている」と意識する。

 

これはかなり参考になるのではないでしょうか。

自己愛さんは会話ではなく、独壇場の舞台でソロ公演をしていたんですね。

 

自己愛さんと話していると、記憶の改ざん、嘘、支離滅裂な主張、などなど、まともに聞いているとこっちが潰れてしまいます。

なので、自己愛さんのソロ公演だと思って観客席から舞台を眺めてしまいましょうという神アドバイスです。

 

これを意識して接する事で、かなり精神的苦痛が変わってくると言います。

これは本当に素晴らしいアドバイスですよね。

 

 

まとめ(自己愛性人格障害の対処法)

自己愛性人格障害の人への対応や対処法を解説致しました。

 

この記事のまとめ

① 犬や猫の性質を受け入れてペットを飼うように「相手は自己愛だ」と性質を受け入れる

② 自己愛さんの取説は以下の4つ

1.逃げる・離れる
2.期待をしない・されない
3.真実を一つにしようとしない
4.中身は赤ちゃんと思う

③ 自己愛は、独壇場の舞台でソロ公演をしているようなもの

 

このようになります。

さまざまな専門家の人の意見の中から、自分の体験上なるほどと思えるものをピックアップさせてもらいました。

 

自己愛性人格障害はカウンセラーでも匙を投げる病と言われています。

プロのカウンセラーでも年に2回ほど、激高されて怒鳴られ怖い思いをしながら接しているそうです。

 

逃げられる人は逃げて、できる限り接触を持たないように気を付けましょう。

それでも関わらないといけない場合は、今回の記事を参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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