商品を売るとき、どのような文章を書いていますか?
読者が「買いたくなくなる文章」というのは存在します。
ポイントは読者の「選択の自由」です。
人は自分の自由が奪われたと思うと、自由を取り戻そうと反発します。
この記事では心理学的アプローチから、買いたくなくなる文章について詳しく解説します。
人は選択の自由を奪われると反発する(心理的リアクタンス理論)
心理学用語で「心理的リアクタンス」というものがあります。
めちゃくちゃ、簡単に説明すると。
人からゴリ押しの説得を受けると、その圧力に嫌悪感が増し反対の事をしたくなる人間の心理です。
自分の自由を取り戻そうとする 人間の本能と言われています。
このような出来事って自分にも心当たりありますよね。
人間は自由が制限されたり、禁止されたりすると強い反発感情が沸くようにできています。
読者には選択の自由を持たせよう
こういった心理的リアクタンス理論をライティングに置き換えて考えると、読者には選択の自由を持たせることが必要だという事がわかります。
マーケティングでも自由度のある提案は受け入れられやすいと言われています。
では、実際に自由度のない提案と自由度のある提案を見比べてみましょう!
「こちらをどうぞ」
(商品リンク)
読者「なんか、すごい圧力でこの 商品 買いたくないな…。」
読者「この商品の会社のまわしもの?!」
結果・読者が選択の不自由を感じ、反発感情が産まれる
「どちらがいいですか」
読者「実際自分が使うならどっちかな~。」
読者「Aの商品の方が、自分に合ってる気がする。詳細を見てみよう!」
結果・読者が自分で選択したと感じるので、クリックされやすい。
あなたの文章は「読者の選択の自由」は確保されていますか?
このように、読者の選択の自由を意識することが必要です。
読者を「消費者」ではなく「生活者」としてとらえる
ほとんどの場合、読者は「消費者」ではありません。
自分に置き換えて考えてみても、スマホやPCで情報を探している時「商品を買うぞ~!」と思って検索している事は少ないはずです。
選定キーワードにもよりますが、記事の読者は「消費者」ではなく「生活者」である事が多いです。
fa-check-circlePOINT
選定キーワードを「最安値・在庫あり・激安・送料無料」などの成約をかなり意識したキーワードにした場合であれば、「消費者」として考えていいと思います。
今回はそれ以外の「情報を発信している記事」としてお話をさせてもらいますね!
「生活者」には、生活をよりよくする提案を
まず、「生活者」は購入する意志はありません。
生活者に商品のメリットや特徴をゴリ押ししても、暖簾に腕押し状態です。
読者は、お客さんになる可能性のある人だが、消費ではなく生活をしている人です。
記事の中で、商品を購入する事で起こるよりよい生活を提示する必要があります。
fa-check-circle生活を、より便利にする
fa-check-circle生活を、おもしろくする
こういった商品の提案ができるわけです。
fa-arrow-circle-right結果、おしゃぶりがとても有効と言っているママが多数でした。
fa-check-circleこちらの記事もどうぞ「口コミ評判から選ぶ・おしゃぶりランキング」
fa-check-circleこちらのAmazonランキング1位のおしゃぶりはどうですか?
fa-check-circle合わせて、おしゃぶりの寝かしつけ育児本もどうですか?
まずは、日々の寝かしつけに悪戦苦闘しているママ(=生活者)としてとらえます。
そこから、その生活がよりよくなる商品への提案をする。
読者を「購入する可能性のある生活者」としてとらえる感覚が重要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると。
これらは、心理学の知識やマーケティングの知識に基づいたライティング手法となります。
是非試してみてくださいね。