【これから鬱や自殺者が増える?!】SNS誹謗中傷や自粛警察・世間で怒る人が急増している本当の理由

執拗な芸能人の失言叩きにエスカレートする自粛警察、TwitterやYoutube上も誹謗中傷の言葉が目立つようになってきました。

最近、なぜこんなに攻撃的な人が増えているんだろう?と思ったことはありませんか。

 

それは、人がショックな事実を目の前にすると起こると言われている「グリーフサイクル(悲嘆反応)」で説明できるんです。世間がグリーフサイクルの経過をたどってるとなれば現在は「怒り」の時代、そして次に来るのは「抑うつ」時代です。

 

この記事では、怒る人々の事件・それに対する世間の反応・グリーフサイクルとは何か・次の時代に備えての対処法など、解説致します。

 

次にくる「抑うつ」時代にも備えておくことができますよ。

 

自粛警察やSNS誹謗中傷など世間は怒る人々ばかり

最近、正義を振りかざしてエスカレートしていく自粛警察やSNS誹謗中傷が問題視されています。

 

■SNS誹謗中傷が過激化

5月23日プロレスラーの木村花さんが亡くなった。SNSによる誹謗中傷が原因ではないかと言われている。

SNS上での安倍総理への批判も、「死ね」「消えろ」など度が過ぎたものが増えている。

 

■日々、エスカレートする自粛警察

都内の飲食店に「営業スルナ!火付けるぞ!」という脅迫文が貼られた事件を筆頭に、開店している飲食店に脅しの張り紙を貼るという事件が相次いで発生。

マスクをしていないコンビニ店員に対して「マスクしろよ!」「110番してやる!」と怒り狂う男性の映像がTwitterに投稿された。

 

これだけではありません。芸能人への失言を必要以上に攻めるなど、TwitterやYoutubeを見ても攻撃的な人が増えたと思いませんか。

このように世間の人はやり場のない怒りを自分の正義に置き換えて、ぶつけるはけ口を探しているようです。

 

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【世間の反応】みんなの声

 

ただのストレスのはけ口じゃん

自分の価値観を正義と信じてる人ほど怖いものはない

自分と同じような価値観の情報ばかり探して、万人共通の価値観だと勘違いしているんだよ

人を叩くのに正当な理由づけがあると思い込んで暴走。みんなやってるから正しいと都合よく転換。

いざ警察や訴訟、不測の事態になると一目散に逃げる。

この人たちに信念なんかない。

 

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コロナショック後、世間はグリーフサイクル(悲嘆反応)をたどっている

コロナ騒動の中で、世間の人々はなぜそんなにも怒っているのでしょうか。

精神科医の樺沢紫苑先生は、コロナショック後の世間の反応は「グリーフサイクル(悲嘆のプロセス)」をたどっているのではないかと説明しています。

 

悲嘆のプロセス
  •  第1段階:否認
  •  第2段階:怒り
  •  第3段階:抑うつ
  •  第4段階:受容

 

グリーフサイクルとは、大切な人やペットと死別したときに起こる、パニック状態から立ち直るまでの心理プロセスの事です。

人は受け入れがたい真実や不安を目の前にすると、このような段階を経て事実を受け入れる事ができるとされています。

 

これがコロナショック後の世間の反応と大変似ていると言われているんです!

 

では、段階ごとに詳しく見ていきましょう。

 

第1段階:否認

最初は、受け入れがたい事実を否認する段階に入ります。

事実を受け入れなきゃとは思うのですが、「何かの間違いに違いない」「そんなはずはない」と頭が否認するのです。

 

コロナ騒動に見る否認の段階

「インフルエンザより致死率は低い」

「他の国で起きている事で日本は関係ない」

「(若者であれば)死なないんでしょ」

「薬ができれば元通りだから、経済も影響ない」

 

コロナウィルスが流行りだした当初は、こんな風に言って恐怖を受け入れない人が多かったですよね。

アメリカやイタリアでは死者や重症者が増え続け、医療崩壊が起きている現実を目の当たりにしても「日本は大丈夫」と出かける人も多かったと記憶しています。

 

第2段階:怒り

受け入れがたい事実が否認できなくなると、人は「怒り」のフェーズへと入っていきます。

「どうして私がこんな目に合わないといけないんだ」と思うようになります。

この段階に入ると「なぜ私が!」という気持ちを筆頭に、怒り、憤り、羨望、恨み、嫉妬、などのあらゆる方向への感情が爆発します。

 

コロナ騒動に見る怒りの段階

芸能人の失言を叩く

「岡村隆史!発言を謝罪しろ!番組降板させよう!」

SNS上で誹謗中傷をする

「(特定の人物へ)消えろ!」「しね!」「いなくなれ!」

自粛警察がエスカレート

「マスクしろ!」「営業するな!」「出かけるな!」

生活に困窮した人が各地で暴れる

「今すぐ10万出せ!」「収入ゼロになったから大量殺人をするぞ!」

 

これってまさに、今の状態ですよね。

現在は経済も悪化してしまい、失業する人や倒産する企業も増えてきました。こうなってくると、嫌でも恐怖や不安を受け入れざるを得ない状態になりますよね。

 

人々は「自分は大丈夫だろうか」「これから、どうやって生活していけばいいんだ」と、不安になりエネルギーが上昇します。

上昇したエネルギーをどこかにぶつけないと気が済まなくなるため、他人へぶつけるという方法をとるようになります。

それが現在の「怒り」の段階なのです。

 

第3段階:抑うつ

次に、周りを怒っても仕方ないと気づき「抑うつ」の段階へと突入します。

現在が「怒り」の段階だとすると、これから始まる「抑うつ」時代はこのような事が予想されます。

 

予想される抑うつの段階

やる気がなくなり引きこもる人が続出する

自殺者が増加する

出勤がはじまり「超五月病」患者が増える

 

テラスハウス出演中であったプロレスラーの女性も自殺か?と騒がれています。また、飲食店の店主が先行きを悲観し焼身自殺をしたというニュースもありました。

さらに、自殺を防ぐ「いのちの電話」では、現在、電話が殺到しているとの報道もあります。

 

また、緊急事態宣言が解除されれば在宅ワークだった人々も普段通り会社に出勤しなければなりません。

毎年5月の長期休暇明けは「五月病」にかかる人が多く、鬱病や自殺者が一時的に増加してしまう傾向にありますが、今回待っているのは「超五月病」だと推測されるのではないでしょうか。

 

現在の「怒り」のフェーズが収束すれば、今度は自暴自棄になり行く先を悲観する人が増える事が懸念されます。

 

第4段階:受容

すでに怒り尽くし、衰弱しきった状態になると、徐々に事実を冷静に受け入れられるようになります。

これが「受容」の段階です。

ここまで来れば、冷静に情報収集をして対処法や再建の道を考え出し、感謝の感情が沸いていきます。

 

予想される受容の段階

「医療従事者の方々ありがとう」

「政府の方々も大変な時に寝ずに頑張ってくれたんだ」

「前例のない大きな事例に立ち向かってくれて、本当によくやってくれた」

「こんな状態でも雇ってくれる会社ありがとう」

 

人によって段階のスピードも違うので、現時点で「受容」にたどり着いている人もいます。

その証拠に、「誹謗中傷」や「自殺」のようなニュース以外にも、「医療従事者ありがとう」や「お年寄りにマスクを作る小学生ありがとう」といった内容の報道もありますよね。

 

このような感謝のニュースが増えていくとコロナショックも受け入れられたと考えられます。

 

次に来る「抑うつ」時代はどう乗り越えればいいの?

では、これから来るとされている「抑うつ」時代をどのように乗り越えていけばいいのでしょうか。

必要以上に落ち込まないためにも以下の事を意識して生活する事をオススメします。

 

情報を正しく知り、正しく落ち込む事

「絶対」や「100%」などは信じない

家族や友人、恋人との愛情を深めて幸せを感じる

 

企業の倒産で突然失業した人も大勢いますよね。失業まではいかなくても、お給料やボーナスなどの収入が減る人が大勢出てくると予想されます。

世界経済自体が不安な状態になっていて、「世界大恐慌突入」「第三次世界大戦となるか!?」など、不安を煽る見出しばかりで溢れています。

 

そんな時こそ、悲観的になりすぎない事です。

情報を正しく知り、正しく落ち込みましょう。さらに「絶対」や「100%」という言葉は信じないでください。

メディアは目につくような見出しや不安を煽る内容、センセーショナルな内容をあえて発信したりします。理由はよく見られるからです。

そのような情報も捏造であったり、根も葉もない情報だったりもします。

 

このような記事に躍らせられないように、常に冷静に、あらゆる角度からの情報を集めて正しい情報を選択していきましょう。

 

疑わしい情報は、反対の意見の情報を調べる事をオススメします。
とても冷静に判断できますよ!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現在、日本中に攻撃的な人が増加している現実を受けて、漠然と「コロナによるストレスかなぁ」なんて考えていましたが、グリーフサイクルに当てはめるととてもわかりやすいですよね。

 

このような知識を知っていれば、「現在は怒りの段階だからこうなっている。」「現在は抑うつの段階だから」という客観的思考ができるため、少し気持ちが楽になると思います。

これから抑うつの段階に入り、人生を悲観するようなことがあっても「ここを耐えれば受容できる」と思って乗り切ってくださいね。

 

最後にこの考え方の参考文献であるキューブラー・ロスのベストセラー「死ぬ瞬間」をご紹介します。

末期がん患者のカウンセリングをしていた精神科医の彼女が、人が受け入れがたい事実を受け入れるまでの心理プロセスをわかりやすく解説してくれています。

とても参考になるので気になる方は是非読んでみてくださいね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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